日増しに存在感を強めるビットコイン(Bitcoin)の解説や、ビットコインをはじめとした仮想通貨の投資方法や注意点をご紹介します。

知っておきたいビットコインの概要とその仕組み

ビットコインの仕組み

2015年2月、ビットコインを商品やサービスの対価として受け入れる企業の数が10万社を越えました。これほどまでに急速に普及しているビットコインですが、しっかりその中身を把握されている方はそれほど多くないというのが現状でしょう。
ここでは、ビットコインの概要についてご紹介するとともに、どのような仕組で成り立っているのかを含めてお伝えしていきます。
既存の通貨や電子マネーとの仕組みとしての違いなどを明確に理解していきましょう。

 

知っているようで知らないビットコインとは

簡単に言ってしまうと、ビットコインとは「仮想通貨」の一つ。仮想通貨とはその文字の通り、私たちがいつも触れている「円」や「ドル」のように紙幣・貨幣として使えるものではなく、オンライン上のみに存在している通貨のことです。当然、通貨としての価値は「円」や「ドル」と同じようにあるため、取引をすることができます。

ビットコインが誕生したのは、2008年と言われています。中本哲史(Satoshi Nakamoto)という技術者が発表した「Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System」という論文が、この技術開発のスタートだと言われています。

 

電子マネーとは一体何が違う?

電子マネーとの違い

仮想通貨と似た概念として、電子マネーがあります。電子マネーとは紙幣・貨幣を使うことなく、データのやりとりで決済を実現する手段のこと。オンラインで決済をするものもあれば、非接触型の決済方法も多く使われるようになってきました。電車や小売店での支払いに使用されるタイプのものが、非接触型の電子マネーです。
もちろん、ビットコインも電子マネーとして使用することができます。しかし、ビットコイン=電子マネーではないのです。というのも、電子マネーは手段であるのに対し、ビットコインは「円」や「ドル」と同じ通貨だからです。そのため、ビットコインを電子マネーとして使用する際には、一度ビットコインを「円」などに交換する必要があります。

 

ビットコインの仕組みについて

ビットコインは通貨です。資産として保有することもできますし、他の通貨に交換することもできます。ですが、通常の通貨と大きく違うことがあります。
それは、「中央銀行が存在しない」という点だといえます。

 

中央銀行が存在しない

「円」や「ドル」などとビットコインの大きな違いのひとつに、中央銀行が存在しないという点があります。通常の通貨であれば、通貨の発行を司る中央銀行が存在します。しかし、ビットコインは発行を司る組織や流通を管理する組織がないのです。
ビットコインは完全に独立しており、その運営に国家・企業が関与していません。「円」や「ドル」と同じ通貨でありながら、あらゆる国家・企業がビットコインの発行・流通には関与していないのです。

 

誰がビットコインを管理している?

管理がなされない通貨は多分のリスクが含まれると考えられます。なぜなら、ある個人が勝手に通貨を発行し大金を得るなど、不正が簡易に行えてしまうからです。
では、なぜ貨幣を司る中央銀行が管理していないビットコインが、ここまで流通しているのでしょうか。それは、ビットコインは中央での管理が行われない代わりに、コンピューターのネットワークを利用して通貨を管理する仕組みだからです。
ビットコインの発行や取引の詳細情報はそのすべてがコンピューターネットワーク上に分散されて、保存されるといった仕組みになっています。このためビットコインは通貨の偽造や二重払いなどが起こらないのです。もちろん、取引などの記録に個人情報は含まれませんのでご安心ください。あくまでも、記録はビットコインの流通のためにあるものです。

 

ビットコインは売買できる

ビットコインは売買が可能な通貨です。常に売買が行われているため価格は変動しており、2017年3月時点では1BTC(ビットコインの単位)はおよそ12万円で取引されています。1satoshi(ビットコインの最小単位)では1億分の1BTC、つまり0.0012円です。通常の貨幣と比べると極めて細かい取引が可能になっているのです。

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